社長BLOG

2011年 年頭所感

2011/01/04

明けましておめでとうございます。

 

毎年我が家は鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣に行っていますが、今年は階段左側にある大銀杏の雄姿は見えません。内部の腐食が進んで強風に耐えられず、昨年3月10日に倒れたためです。いつもそこに在るものが無くなっていると、不思議な違和感があります。900年間もあんなに大きく根を張っていたのに、一瞬の時間はいとも簡単に状況を大きく変えてしまいます。

 

自民党から民主党に政権が変わり、「コンクリートから人へ」というスローガンのもと 小泉内閣が進めてきた医療費削減も昨年の診療報酬改定で一段落つき、0.19%のプラス改定となりました。私達医療関係者にとっては大変喜ばしい事ではあります。しかし財源が無いことには長続きはしないという言葉通り、昨年末になって「24点で調剤基本料一本化する」事業仕分けが現実味を帯びてきました。わかばでは全店舗40点で算定しているので、一瞬で16点×全処方箋枚数分の利益が無くなります。

またドラッグチェーンでは自己負担分にポイントを付与し、実質的な値引きを実行しています。これを規制する法律が無いのでこの動きは今年に入ってますます加速するでしょう。処方箋がポイントのつくドラッグへどんどん流れ出す恐れがあります。

 

しかし、この様な逆風が強く吹いても、「在宅とジェネリック」を強化しておけば、わかばは必ず生き残れると思っています。 これまでに築いてきたノウハウに胡座をかかず、今一歩進めて努力していきたいと考えます。

 

今年は診療報酬の改定が無い年ですので、本来なら安定した利益が確保され翌年の改定に備える年です。まだ分業率も低いうちなら出店する所も多くあり、出店で会社の売り上げも伸びました。分業率の全国平均60%(神奈川74%)の現在では、店舗展開による売り上げ増も期待できません。今後は一つ一つ地道な努力を日常業務の中で怠らないことが発展の秘訣となります。

 

わかばが、薬剤師から見ても、患者さまから見ても、また医師から見ても、魅力のある会社である様、社員一丸となって進んで行きたいと思います。

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